還暦からのGS日記

バイク・キャンプ・カメラのこと日々の雑記帳です。

いよいよ年末

いよいよ、明日の月曜日から土曜日(仕事場の大掃除)まで、お仕事をすると、平成31年・令和1年が終ります。で、新年を向かえ、1月末で、私のサラリーマン生活も終了いたします。

 いろいろな事がありましたが、五体満足で、感謝いたします。

昨日から、年賀状を作成しています。年々、出す枚数が少なくなってきました。仕事場でも、自宅等の連絡先は、”プライバシー保護”という事で、住所録は、回覧されません。

新年の挨拶は、ラインで、できる世の中になりました。まぁ、お仕事の仲間とは、年明けに会えますので、なんてことは、ないのですが、遠く離れた、バイク仲間や、学生時代の友、前職の仲間とは、離れていますので、この機会は、私にとっては、大事です。

「定年退職して、何をするの?」いろいろな方に、尋ねられますが、私に場合は、一言でいうと、”終活”です。

平日は、お仕事で、身の回りに、いろいろな無駄なものが、散乱しています。まとめて、捨てるにも、土・日は、処理場は、おやすみです。祝日は午後のみ対応していますが、ごみの処理場は大渋滞で、これからの年末は、2時間待ちが普通となります。

だから、今年の自宅の大掃除はなしにして、退職後、お掃除いたします。

田舎の家なので、片付けに半年~1年かかると思います。なにせ、男手は私一人ですから、日々、少しづつ片づけます。丁度、鈍っている筋肉を使って、体をスリムにしたく思います。

決心させてくれたのは、昨年:まともに大阪に来た台風21号です。

あの日は、いつものように、バイク通勤の私は、電車が止まるにもかかわらず、出勤し昼頃まで、お仕事をいたしました。ところが、「台風が来るので、昼には事務所を閉めます」とのことで、バイクで12時頃、帰宅しました。途中松原・堺市までは、特に問題なく通過、しかし、和泉市に入った途端、風が強くて、前に進めません。

広い交差点の歩道に退避し、空を見上げると、どこからか、畳1畳ほどのトタンや、木製の扉が、空で回転しながら、飛んでました。

もうすぐ、自宅と思い、最後の信号を左折したとたん、ビルの屋上にあったであろう倉庫が、目の前に落ちてきました。私のバイクは、瓦礫の間を避けて通りましたが、車はバックしていました。でも、そこにも瓦礫が降ってきています。

ケガもせず、なんとか、自宅の戻りましたが、そこから2時間は、台風の通過をじ~っと、待つしかできませんでした。自然の力の大きさを、初めて知った気がします。

自宅の瓦屋根の破損・譲り受けたばかりの駐車場の半損壊・その駐車場の屋根のスレートが突き刺さった住宅地・4日間の停電・2度と経験したくない事ばかり・・・。

今年も、東日本で、大きな台風が通過し、甚大な被害が出ました。

TV等でも多く報道されましたが、被災された人の気持ちは、被災されたことののない方には、伝わらないと思います。

おかげさまで、何とか、自力で自宅の屋根を補修し、駐車場は、知人の助けもあり、瓦礫の撤去が今年の10月(1年かかり)で終了いたしました。

あの時以来、「自分の命・自分の家族は自分で守らなければならない」と誓い、退職後は、もっとシンプルに生きよう!と決心いたしました。

2020年は、還暦オヤジの、「新たなスタートの年」になります。