還暦からのGS日記

バイク・キャンプ・カメラのこと日々の雑記帳です。

R1200GS 04” ダカール仕様

今から、約20年ほど前、BMWからF650GSダカールが発売されました。

そのデザインが私には衝撃的で、喉から手が出る程欲しかった。

しかしながら、そんなお金もなく、やむおえず諦めましたが、いつか中古でも購入したいと思っていました。それが下のモデル。

あれから、20年・・・。中古市場でもなかなか、出回らない感じで、街でもあまり見なくなりました。

今は1200GSに乗っている訳で、買い替えも考えていないので、以前から考えていたことを実行することにしました。

「無ければ、作ればいいやん」・・・。そうです、”R1200GS ダカール仕様”

丁度いいタイミングで、空冷のフロントフェンダーとタンクカバーがヤフオクで出ていたので、落札し塗装をすることにしました。

約1か月かかり、おまけに自分の妥協との闘いの結果完成したのがこの通り。

ほとんど手作業でのカッティングシートのカット、貼り付け、初めてのスプレーガンでの塗装、悪戦苦闘しながら、自分の理想の仕上がりに対して、妥協の連続で、いつも答えは、「自分のバイクだし、自分が良ければそれでいいやん」

ただ、その中でも、自分のイメージ通りにできたことに感動しています。

あとは、アクラボビッチのマフラーが、ガレージで眠っているので取り付けて、どこかへ走りに行こう!と思っています。

 

サーボブレーキ・ABS撤去

今年に入り、いろいろ手を入れてきたGSですが、製造から20年経ちます。又、ネットニュースで、高齢者のバイク事故がよく取り上げられています。「明日は我が身」と思いながら読んでいますが、我がGSには、賛否両論のサーボABSが付いています。

20年経つと、「いつ壊れてもおかしくない」し、壊れた時、制動力の90%を失う事を考えた時、いっそのこと、無いほうが良さそうなので、撤去を決意。

いろいろ調べ、海外のYOUTUBEで勉強しました。

で、ABSユニットの配管外しから・・・。

配管を外したABS本体は・・・

フロントブレーキの中継アダプターの取り付け・・・

で、フロントブレーキキャリパーの掃除とディスクプレートの清掃。

プレートの厚みチェック。

指定限界は4mmで今は・・・4.14mm・・・。

交換時期です。仕方ないので、まずは、ディスクの部品の手配。

価格は、いろいろあり、どれにしようか?迷います。フロント2枚で3万程度の価格。

純正だと4万オーバーします。あと10年以上乗れるなら、即購入しますが、老い先短い私には、必要ありません。中華製を試しに購入、2枚で¥8,400也。

部品の到着待ち状態です。

その間に、キャリパーの掃除やパットのヤスリ掛け等をして、本日の作業は終了します。

作業中、見知らぬおじさんが、家の表の方からお声を掛けてくれました。

「それは、BMWのGSですねよね~」「以前から、メンテをされているのを、通るたびに見ていました」「作業を見せていただいてもよろしいですか?」等お声がかかり、ガレージに入ってみていただきました。

バイクが好きで、ハーレー1台とBMW:K1200RSとホンダのVTR250に乗っているとの事。メンテは、ディーラーや自動車やさんでしているらしく、しきりに、「羨ましい!」を連発していました。

「いやいや、私は、人を信じないので、自分でメンテしているんですよ~!」と私。

「ディーラーなんて、金ばかり取るでしょ、工夫せずにすぐに「部品交換です」というのが多くないですか?」「そんな若造のことは信じていないだけなんです。」と言っておきました。

ブレーキディスク交換し、試乗した後、どうなったか?又書きます。

本日終了。

 

R1200GS 04’ ローダウン完成

購入後、すぐにコロナ禍に突入した私のGS。ほとんど乗ることもなく、バッテリー等の消耗品の交換で3年経ちました。

クラッチ交換・ファイナルベアリング交換・リアディスク交換・リアブレーキパッド交換・ヘッドライトHIDからLEDに交換等・・・。

今回は、トルクロッドをショートに変更。

これで、15mmダウンするそうです。

取り付けて、跨いでみましたが、それほど実感としてはなく、とりあえず、この3年間できなかった事、やるべき事は、終了いたしました。

自分に合わせたGSの完成です。これ以上する事はないと思います。

後は、練習あるのみ。

サーボブレーキは、本当に恐ろしい。

先日の地味練習で分かったのは、フロントは指一で操作しないと、本当に効きすぎる。微妙な操作が身に付くまで、とにかく練習あるのみ。

近いうちに、ショートツーリングで、乗り味を確認いたします。

 

 

R1200GS 04’ ファイナルギアベアリング交換

先日、クラッチのOHを完了し、ガレージから引っ張り出そうとすると、朝起きて階段を下りる時に、足の関節が”コキッ、コキッ”となる様に、シャフトから異常を感じた。

そのまま、元のガレーで、センスタをかけ、調べました。シャフトブーツを捲って、シャフトの動きを観察すると、タイヤを回すと、一定リズムでそれは起こる。

組みなおしたファイナルギア・オイルを再度抜き取り、シャフトを分離。次に、ホイール単体で、回転させると、ある一定の場所で、”ゴリゴリ感”がでた。

これだ!と確信。

48,000kmでベアリングが逝ってしまった。ディーラーに出すと、20諭吉位はかかると思う。BMW純正部品と工賃だと仕方がないが・・・。

ネットで情報を集めるも、GSのファイナルギアベアリングの自己交換の情報はありませんでした。やむを得ず、海外からの情報を元に分解開始。

「各部品の脱着は、まず、100℃~110℃に温めて、外す」ということが、指定されている。腕に自信のない方は素直にディーラーでお願いしてください。

私の場合は、自身は無いけど、チャレンジしよう!の精神で交換作業を開始しました。

もう、後には戻れません。

ベアリングなんて、日本製が一番に決まってます。ところが、型番がなかなか見つけられない。2日程、ネットを徘徊し、それらしき型番を見つけました。純正だと¥15,000以上しますが、¥3,000以下で購入できました。

代替えできない部品は、モトワークスに発注し、10日程で到着しました。

無事に、ベアリング交換を完了し、本日、完成しました。

新しいベアリングの動きはスムーズです。

自分ですると、部品代¥30,000~¥40,000でできました。

そうそう、リアブレーキのプレートも限界が来ていたので交換しました。

また一つ、GSが理解できた気がします。

 

 

 

R1200GS 04’空冷 異音!・・・クラッチOH 

令和5年4月の第二土曜日、コロナ禍で行けなかった”桜ミーティング”に行ってきました。久しぶりに、i-jayoの方々(馬瀬川ミーティング)と道中ご一緒させていただきいました。久しぶりの高速道路を走っているとバイクから異音が・・・。

走りながら、様子を見てみると、加速時ではなく、アクセルOFFのエンジンブレーキ時に、どのギアでも起こる。

クラッチか?ファイナルギアーか?どちらかだと確信。

桜ミーティング帰着後、いろいろ調査。

ディーラーに依頼すると、クラッチ板交換で約30諭吉位必要との事。

定年退職者は、金はないけど、時間はたっぷりある。そこで、自分ですることにしました。

作業自体は簡単だが、フレームを前後にばらす手間が一番苦労する。

なんとか、ばらし、クラッチ板を交換。

クラッチフルードも新品に入れ替え、サーボユニットも正常に作動し、完成。

さて、試乗しようとガレージからバイクを出す。

後輪に違和感・・・つづく。

 

 

雪まつり2023’

以前から、”真冬の北海道に一度は行ってみたい”と思っていた。

丁度、雪まつり2023’が開催されているので行ってきました。

まずは、新千歳空港から支笏湖へ。氷濤まつりを見てきました。

透明度の高い支笏湖ならでは、氷の世界を見ることができました。

あくる日。小樽と大通り公園・すすきの会場の風景がこれ↓

真冬の北海道を3日間堪能してきました。

まず、支笏湖では、夕方になると会場の温度計はー15℃まで下がっていました。

”寒い”というより”痛い”感じ、北海道の言葉で凍れる(しばれる)という表現がぴったり。

次に、”ホワイトアウト”。

札幌から小樽へ、車で高速道を移動、雪と風がすごく、本当に吹雪いて、フロントガラスは真っ白、前が見えない。身の危険を感じ、すぐに高速を降りて、下道で小樽まで行きました。その後のニュースで、ホワイトアウトで事故があちらこちらで起こっていました。

そして、除雪作業。

すすきののホテルの周辺では、一晩中、ブルドーザーや重機で雪を除雪していました。

雪国ならでは・・・。雪がなければ必要のない作業です。重機の騒音・人の大声が、高層のホテルの窓の外から響いて聞こえてきます。

最後に、こういった屋外の氷つく寒さに反して、屋内(室内)の暑さは異常です。

ホテルにチェックインしてびっくり、部屋の温度は27℃。

建物全体が暖房していて、暑すぎて、寝る前には、窓を少し開けて、外気を導入しないと眠ることができませんでした。

今年は、少し雪が多いらしいですが、北海道の自動車事情はすごいものがあります。

雪が積もっていようが、凍っていようが、平均的に車の速度は、関西の日常と変わりはありません。50kmで平気で、飛ばして行きます。おしりを振りながらも、路線バスは走っています。・・・恐るべし”北海道ドライバー”。

”10cm程積雪が予想される”東京の天気予報の騒動ぶりとは、大違いです。

警報級の大雪の天気予報で、東京では、雪かき用のスコップやチェーンが売り切れとなるらしい。

20m位の雪道でも、スタッドレスタイヤなら、少々は行けることを実感いたしました。

この短い、3日間の旅で、いろいろな事を教えてもらいました。感謝です。

焚火

昔から、バイクの朝練と称して走っていた牛滝山から南に2本それた山林で、キャンプ場が3軒、しかも、youtubeで有名になり、土日は、「なかなか、予約が取れないキャンプ場」らしい。

3年ぶりに、キャンプのスタンスを変えようとしている私にはうってつけなので、そのうちの1軒に行ってきた。

貝塚市の山奥「蕎原」にある ”フォレストファーム南” 直火可能・電源サイトあり・それだけで十分。

平日なので、管理さんは夕方しか来ない、関東でいう ”道志の森” のようなキャンプ場。

1泊した結果、良かったです。自宅からカブで1時間以内で行ける・・・あえて言うと、お風呂屋さんが少し遠い。

ただ、年寄一人のソロキャンには、最高の場所です。ホームグランドになりそうです。

以前と違い、胃のない私には、料理キャンプからの脱出が1つのテーマです。

酒はほとんど吞めなくなり、食事も成人女性の半分の量で満腹となり、何か別の楽しみを、キャンプを通して見つけなくては・・・。

場所的に、携帯電話の電波は入りません、ただ、FMラジヲはきれいに受信します。なので、今回は、FMを聞きながら、焚火三昧。

「キャンプのなかで、自分なりの工夫の発見」の第1歩でした。